酷暑と24時間マラソン。
今年も27時間テレビ、24時間テレビの季節がやってきた。前者では芸能人の耐久マラソン?が行われ後者は今人気の芸人さんが24時間走り続けるという毎年の夏の風物詩となっている。散々言われ続けているが、この酷暑で「熱中症には注意を、不要不急の外出は控えて」とアナウンスしている一方で見せ物のように芸能人は走らせて感動物語?(私は人が走り続けて何が感動するのかはわからない。昔からその感覚が理解できなかった。間寛平さんが何度か走った頃は、すごいなぁと尊敬はしたが。)を創りだす感覚が気に食わない。感動は無理やり創るものではないし、特にこのマラソン企画は「感動の押し付け」のように思う。加えて24時間テレビでは毎年「チャリティ募金」と銘打って全国で募金活動のイベントも行なっている。私が子供の頃は近くのショッピングモールやイベント会場なんかでもボランティアらしき人が募金呼びかけをしていた。しかし、やはりというか案の定、この募金を着服し私腹を肥やしていた事が発覚した。とんでもない裏切りである。今年はガクンと募金額が下がるんじゃないかしら。ニュースを知らない人は相変わらず募金するのだろうか。着服した上層部が、罰として24時間マラソンをすりゃいいのに。それなら視聴者は誰も興味はないだろうが、ある種の禊となり番組継続もまぁ納得はする。不祥事をなぁなぁにし、自分達は安全圏にいたまま、今なお美味しいところだけを持っていこうとする性根が気に食わない。人気アナウンサーを矢面に立たせ謝罪をさせ、炎天下での重労働(マラソン)は若手の芸人、さらにはこの番組は毎年、障害のある方が何かにチャレンジをする企画を放送している。障害のある方が何かにチャレンジする事はもちろん素晴らしい事である。しかし全国放送、年1回のお祭りイベント的番組でその企画をするのが、表現は悪いが映画「グレイテストショーマン」のような、サーカス団の見せ物のような扱いに思えてならない。頑張っている姿を伝えたいなら別の独立した番組を、それこそ週1放送のものを創ればいいのに、わざわざこのお祭り番組で年に1回2日間騒ぎ立てるだけ、残り363日間は知らんふりである。非常に偽善的に他ならない。私はこの手の番組をもう長らく見ていないが、また大物司会者がラストで涙を流しみんなで合唱をするのだろうか。何が楽しいのか、どこに公共の電波を使って放送する理由があるのか、全くわからない。いつまでも昭和の価値観をアップデートできていないのだから、テレビが衰退するのもやむなしである。
話はわかるが、Twitter(X)で、ハワイ旅行中に亡くなられた日本人の方の同行者が、クレジットカードなどの海外旅行付帯の保険では賄いきれない額の医療費を請求されたため、クラウドファンディングで集金を行なっていた。非常にモヤモヤする内容である。この円安の最中、ハイシーズンのハワイに旅行に行き、体調を崩し残念ながら亡くなってしまった。そこまではいい。しかし、多くの人が安易と行けない旅行を楽しんでおきながら、自分のケツを自分で拭かずに赤の他人に助けてもらおうなどと、大変に虫がよく厚かましい話だと思う。ハイシーズンの旅行に行く費用を出せるのだから、医療費くらい出せるのではないか。すぐに全額は難しくても、知人や友人に一旦借りて、この1、2年で返済すれば済む話である。自分の見立ての甘さによるのだから、借金もやむなしだと思う。見ず知らずの、赤の他人の善意をフルで利用とするその姿勢が非常に気持ち悪いと感じた。私のように疑問を感じている方もなかなかにいたようだが、寄付をした方もたくさんいるようで、私の感覚がおかしいのかと錯覚してしまう。あまり表立って大きな声では言えないが、クラファンを呼びかけた方はそこそこに有名な実業家の方で、信者ビジネスとは末恐ろしいなと思う。私も宗教の教祖か信者ビジネスをしたい。笑
冗談はさておき、今日の東京は最高36度までいったようだ。7月末でこの暑さなのだから、8月はどうなるのかと、今から戦々恐々としている。20年後30年後の東京は、いよいよ人が外を歩けるもんじゃなくなるような気もしている。早くシエスタなり、7-8月中はごく一部のサービスを除き全ての事業活動をストップし、国民全員のバカンスホリデイ期間にするなど、日本人に優しい政策ができてほしいものである。
高知空港と徳島の大塚美術館。。。四国は夏の間にまた訪れたいけれど、もう暑すぎて今年は無理かな〜。松山は所要で行く予定があるけれど。8月はミュージカルや都内美術館に行って、大人しく都内に引きこもっておこう。。。9月からはまた食の旅に出るぞ!✨待ってろ北海道ー❣️❣️❣️❣️❣️🧡🩷💛