香りと気分
私はお香が好きで、よく焚いている。香りには脳にダイレクトに作用し、ストレス緩和、リラックス効果など精神面を整える作用があるらしい。テレビで見たのだが、脳波を測定しながらお香を焚くと、一瞬でストレス値が大幅減少、リラックス状態になることが示されていた。私はお寺や神社の香りも好きだし、なんならお墓参りのお線香の匂いも好きだ。落ち着く。昔はお香やお線香はおばあちゃんの家を思い出すからどこか懐かしく、安心するものだと思っていたが、そのストレス緩和リラックス効果は科学的に効果効能はきちんと証明されているようだ。特に白檀の香りや沈香、フランキンセンスの香りなんかが好きで、神社仏閣で見かけた時は購入するようにしている。昔の人は、身体にお香を塗り込み、邪気払いとして使っていたらしい。(塗香)お香は現代では、主にメンタル改善等に使用されることが多いが、昔の人も精神の不調などは香りで緩和される事を体感として感じていたのかもしれない。ゲゲゲの鬼太郎なんかの妖怪伝説もいわゆる精神不調から生み出されたのかなぁと思ったりもする。
香水やアロマなんかの西洋的なものも好きではあるが、やはり日本人だからか、落ち着くのはお香や檜など木の香りだ。香水はテンションを上げたい時に使っているし、実際にハッピーな気分を更にハッピーにしてくれるものだと思う。昔のヨーロッパは体臭に悩む人が多く、体臭隠しに香水文化が始まったので日本のお香とは目的が異なる。し香りの方向性や攻撃性も違う気がする。西洋文化の香水は匂いが強く、なかなかアグレッシブだと感じている。EDMが似合うし、陽キャのパリピ感バリバリである。対して日本文化のお香はマイルドでじんわり香る。じわーっとぬるーっと香る感じ。雨音やらヒーリングミュージックが似合うし、陰キャのオタク感バリバリである。日本人は大人しい陰キャ気質が多いので、なるほど日本人によく似合った文化だと思う。
アメリカやヨーロッパのプロム文化、パーティにはパートナーを連れてくるのが当たり前の文化、自分はなかなかキツイな〜と思う。よかった、陰キャたくさんの日本人に生まれて笑 アメリカヨーロッパでの陰キャ生活は大変そうだ。
写真はそらもう鬼太郎。鳥取県はコナン空港といい、漫画に頼りまくってると思う。笑
良いとこなのにな〜、鳥取。住むのは私には厳しいけど、観光にはすごくいい。前回の島根と合わせて、山陰地方はめちゃくちゃに魅力溢れる地域だと思う。