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空手とキックボクシング

先日空手とキックボクシング、両方の体験に行ってきたので感想を。伺った道場とジムの個々の違いかもしれないが、空手は瞑想と挨拶から始まり、型の練習からミット打ち、対人戦、終了挨拶と道場の掃除、と全て管理されていてなるほど礼儀作法や、精神性も磨かれるなと思った。対してキックボクシング、ゆる〜っと何となく始まり練習メニューもその時の状況に合わせフレキシブルに臨機応変に、インストラクターの先生の自由度が高いなと感じた。教え方も、なんとなくで教えている感じ。何より予約変更なんかの事務的なやり取りが、空手の先生はきちっとメールで手早くやり取りができたのだが、ボクシングジムは何回電話しても一生繋がらない笑。ゆるすぎる笑。これは自分には合わずにストレスが溜まりそうだと、キックボクシング自体はとても爽快で楽しかったが通い始めるのを躊躇している。日本生まれの空手と海外発祥のキックボクシングは元々のカルチャーが違うし、競技人の特性も異なるから致し方ないのだが、一方で空手の規律正しく行うカルチャーばかりに触れていては、実生活でも自分や他人の行動に無意識のうちに厳しくなり、それはそれで支障が出そうではある。程よくバランスよく、が理想なのでとりあえずは両方やってみようかな。

今通っているピラティスはマシン専用のスタジオとマットマシン両方扱っているスタジオ(こちらはマットクラスのみ利用している)があり、その両方に飽きてマンネリ化しているので、いっそ両方のスタジオをやめて一気に格闘技に振れるのもいいかもな。マシンピラティスの女性らしさ、センスのいい、オシャレな雰囲気は好きだし定期的に触れたくなるけれど。

何よりビックリしたのが、空手もキックボクシングも、尋常じゃないほど汗が出る事。空手もキックボクシングも、1時間の消費カロリーはランニングに匹敵するとどこかで見たが、なるほどこれは消費カロリーが凄そうではある。脚を上げる動作が普段あまり使わない筋肉を使うので全体的に引き締まりそう。単純に痩せたければジムで延々と一人ランニングをすればいいのだろうが、なかなか一人での重い腰が上がらない。やり始めてスイッチが入ったら、(ランニングハイもあり)ガンガンやるタイプではあるけれど。学生時代は暇だったので毎日30キロ走っていた時期もあった。(今考えりゃ異常者だな、笑)空手は道着や保険など、細々としたお金がかかるようで、始めて2ヶ月とかで「やっぱやーめた」としづらい。キックボクシングは諸々ゆるい(適当)な雰囲気もあり、パッと入ってパッと辞める、なんかもサクっと出来そうではある。空手の先生はその道一筋で極められてきた方で、誠実さやお人柄においては信頼できるのだが、だからこそ辞めるとなった時のこちらの心労(申し訳ないな、的な)がありそう。まぁさらっと辞めさせてくれるだろうけれど。いい人だから傷つけたくない、的な。恋か。

キックボクシングは意外と女性もいて、空手の方は子供の習い事きっかけで始めるママさんが多いみたい。何より合法的に人を殴る蹴る、ができる爽快感がいい。

攻撃感はキックボクシングの方があり、手っ取り早くスカッとしたいならキックボクシング、きちっと色々型を身につけたいなら空手、と月並みな感想になってしまった。とにかく身体を動かし大量の汗をかく事の素晴らしさを伝えたかった。その手段は空手でもキックボクシングでもテニスでもバスケでもなんでもいいと思う。(何という締め方笑)

キックボクシングと聞いて何故かキースヘリングを思い出したので。何故だろう。。。

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