日本の未来と世界
円安が激しい。最早ドル160円と聞いても慣れてしまって何も驚かない。都内を歩いていても、新宿や上野なんかは「海外か?」と思うほど外国人比率が高い。こんな蒸し暑い生活しづらい時期に来てしまって、せっかく観光に来たのに可哀想にと思いつつも、この先もずっとこれが続くのかもなと思ったら、自分が子供の頃見ていた「日本」とはだいぶ差がついてかけ離れた未来になったなと思う。人口減少、産業発展の遅れ、この先日本が昔のように世界のトップに返り咲く未来予想図なんか描けるはずもなく、最早衰退は当然避けられないものとして皆受け入れ、各々対策をしているように思う。日本国内のみならず海外での事業を広げる人も、いわゆる海外出稼ぎの人も、もちろん投資は米国株が人気で、外貨を稼ぐ事が当然の選択肢となっている。私は株を少し扱っているのだが、やはり国内株よりも米国株の成績がすこぶる良い。私の日本株投資が下手くそな事はさておき、日本株を扱う時と米国株を扱う時の私のテンションがもう違う。米国株のワクワク度、テンションの上がりようは尋常じゃない。今は米国株が好調なので尚更だ。日株は明るいいいニュースはあまり聞かない。米国株は逆。
私は日本が好きだ。大好きだ。できればこの先も日本は、世界に誇れる素晴らしい国であってほしい。こんなに人が親切で治安もマナーも良く清潔で、食べ物も美味しく自然豊かで優しい国はないと思う。国の政策やなんかについて語る事はしないが、どうか100年後の未来も、今私達が想像しうる「安く衰退した、悲しい日本」ではなく、いい意味で期待を裏切った「昔の予想図とは違うけど、なかなか良い感じの日本だね」といえる国であって欲しい。100年後は当然私は生きていないが(医療科学技術がもっと進歩発達したら、ワンチャンまだ生きているかも?)、ドラえもんが誕生してタイムマシーンを使う事ができたなら、死ぬまでに未来の「良い感じ」になっている日本を見に行きたい。
昭和の日本が元気だった頃の日本の象徴といえば東京タワー、対してスカイツリーは日本が衰退した平成令和の象徴になるのかな。。笑