内省🌊
秋ですね。いつまでも今の過ごしやすい気候のままであって欲しい…。私は相も変わらず国宝の世界にどっぷり浸っております。何回も繰り返し映画館に足を運んでいますが、観れば観るほどその深みにハマるというか、ずっとあの世界に浸っていたいと思う、とても美しいスルメのような映画だなぁと思います🦑(美しいスルメ…🤔)。主題歌もとても美しくて好き。私は何か一つハマった音楽はyoutubeで通勤中や移動中、旅先でひたすらに繰り返し聴くのが好きで、自分で何度も繰り返し聴いてその世界観に浸りきって初めてその曲を自分のだけのものにした感じがするというか、何度も聴くことで曲から感じるものや解釈、自分だけの感性で捉えたものを自分の中に落とし込める気がします。「Luminance」もあの綺麗な旋律をずっと浴びていたいと思っちゃう。
あとは何故か鑑賞回数を重ねる度に吉沢亮さんに対する憧れや羨ましさというか(いやいや、烏滸がましすぎるのは100も承知ですが😂)、もちろん私はこれまでもこれからも役者さんになりたいと思った事は一度もないのですが、役者さんが努力し模索し苦しみ尽くした先に産み出されるもの表現されるものの素晴らしさというか、その才能というのか、決して誰にでもできるものではない、同世代の役者さんにだってなかなか難しいだろうなと思う凄まじいものを見た時に、その努力と才能に対してとても羨ましいと思うし尊敬するし憧れます(憧憬ですかね。この感情は。。。日本語わからん!そんな私は純日本人!笑)。崇めたてまつるお気持ち🙏。
国宝関連の番組も色々と拝見していますが、NHKの「スイッチ」という対談番組で、李相日監督✖️妻夫木聡さんの対談の回で、監督が「自分はやっぱり自分の血筋、出自が映画の原動力になっている。意識してはいないけれど、振り返ってみると自分の中のそういった部分が原点となって映画の題材を選んでいる。」と語っており、また「インタビューで記者から”それはご自身の出自に関係が?”なんて聞かれると(当然相手は「イエス」を求めているとわかっている上で)、”それは関係ありません”と返答する。その質問に対する”イエス”と”ノー”の間にはたくさんの”グレー”があり、そのグレーの部分を理解されそうにないのならば言わない方がいいと思う。」と仰っていたのが非常に印象的でした。「理解されそうにないなら口を紡ぐ」の部分だけは少しはわかるような気がします。監督は在日3世の方で、そりゃ生まれた時から色々な物事を見て感じてこられただろうし、私達には想像できないようなその想いを、真に理解してもらえる相手は極々僅かだろうし、理解されずに「そっと諦め」た経験も多々お有りなのだろうし、その積もる想いを公言はせずとも、ずっと心の深い部分に持ち続けながら生き映画制作にあたってこられた方なんだろうなぁ、と。そりゃ簡単な言葉でわかったような口で言って欲しくないだろうなと感じました。(←と、わかった様にあーだこーだ述べる奴=私😂)
次回作にあたっては、「映画”国宝”がヒットした事によるプレッシャーは感じないけれど、自分の中で創りたいものへの欲が強くなっているので、そこに対して自分の能力が追いつけるのか、理想はあるけど、どうしたらいいのかわからないから、探し続けるしかない」と仰っていました。どこまでも自分との戦いというか、映画のラストシーンで「見たい景色がある」と述べた喜久雄に通じるものがありますね。李監督はこれからも、監督にしか産み出せないような唯一無二の作品を創っていかれるのでしょうね。

↑とはいえ映画館以外にもお出かけをしております。最近行った中でのお気に入り、長野は小布施の北斎館。ただ、ちょうど北斎の作品達はほとんど貸し出しでお出かけ中(不在)でした😂また行かなきゃ…東京の「北斎のしわざ展」に行ったら会えるのかしら😂

↑国宝効果か大河効果か、最近は北斎の素晴らしさに目覚めつつあります…(遅い笑)。生で見ると一層迫力が違いました。こうやって写真で見ても「綺麗だなぁ…(しみじみ)」と思います。こちらの絵柄をモチーフにした扇子🪭と折り畳み傘も買いまして、来年の夏のお出かけが楽しみです✨いつかそのうちお着物にもハマってしまいそうな予感…。日本文化はいいですね。





↑小布施駅に着いた時、ちょうど虹🌈も出ていてラッキー✌️お蕎麦も美味しいし、本当にいい所でした、長野/戸隠/小布施は。また行くぞ!