人生の選択、分岐点
3040代になると、同世代の人々はそれぞれ違った人生を歩んでいて、それぞれの人生に個性が出てくる。十把一絡げだった幼少学生時代を経て、それぞれが人生の分岐点で都度、悩んで考え選択をし進んできた結果が今なんだなと思う。同時に、今私がいるこの地点からも、この先の未来に向けて幾つかの道筋が出ていて、今日のこの私がどんな選択をしていくかでどの道を選ぶのかが決まるのだなと思ったりもする。住む場所や学校選び、職業選択、配偶者など明らかな「これは人生を左右しうる」選択選びにはそりゃ慎重になるだろうけれど、時にはそんな事は思いもしなかった、意識すらしてなかった、「ふとした瞬間の選択」なんかで人生が大きく変わる事もある。例えば交通事故や不慮の事故なんかも「なんとなくいつもと違うルートにしたら事故を免れた(その逆も然り)」偶然の選択の結果だし、「通い始めた習い事で出会った人に教わって新たな趣味を始めた、その趣味の場で人生のパートナーに出会った」なんかも偶然の選択の結果だ。悲しい出来事不幸な出来事は予め予期して避けられたらいいのだが、そうもいかない。未来がどうなるかなんてわからない。運ゲーだとも思ったりする。私達は、選び取った選択肢を自ら正解にしていく事しかできない。
それでも私は、なんとなくボンヤリと、「人生って生まれた時から大体の流れは決まっているのかもなぁ」なんて思ったりもする。職業にしてもパートナーや子供に関しても、周りを見渡すとなんとなく皆「しっくりくる」選択肢に落ち着いている気がする。あくまで私の体感だ。生まれた時点で個々人の持つ特性や好み、性格はある程度決まっているし、細かい選択肢で色々差はあれど、結局大局は変わらないのだなと思ったりもする。ドラえもんで、のび太の子孫のセワシが「どのルートを選んでも、行き着く先は同じだよ」と言っていたやつみたいな。(しずかちゃんと結婚ルートと、ジャイ子ちゃんと結婚ルートはなかなか違いが大きそうだけど😂そしてここでも藤子F不二雄先生の凄さに感服する。)無理やり自分にしっくり来ないルートを選んでも、どこかで無理が来る。強制終了や方向転換をせざるを得なかったりする。
また、これまた自分の経験からくる体感だが、自分が元々考えていたルートが何らかの理由で強制終了され、渋々想定していなかった選択肢を選んだ場合、これまた予想外の思ってもみない未来がやってきて、それが案外自分が元々想定していたルートの未来よりも良いものだったりする。何かを選び取るときに、あまりにきつくてしんどい場合は、ちょっと方向転換すると案外いいかもよ、みたいな感じ。
人生のどの時点が大きな分岐点になっていたかなんて、後から振り返ってみないと分からない事だし、たとえ何かの細かい選択で悩んでも、どうせどっちの選択肢を選んでも、選ばなかった方の未来を羨んだり後悔する事はある。そして細々悩んでも結局行き着く先は決まっているのだろうから、あまり悩みすぎず緩やかにキッパリサッパリ日々を暮らしていきたいと思っている。なるようにしかならん。笑
そういえば私は小学生の頃は図画工作が好きで、何となく描いた絵がたっまーーーーに中の下くらいの(何とも微妙なラインの)賞をもらっていたな。。。大体が「発想が変」って褒め言葉(?)で選ばれたりしてたんだけど😂個性的でユニークって事にしよう、笑 私の人生大体そんな感じ。笑