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あちらとこちら

死生観について。私自身は、自分はまだまだこの世で元気に生きるだろうなと思っているので、そこまで死をリアルに捉える事ができていないだけなのかもしれないけれど、例えば死んで肉体が役目を終えても、その魂や心は存在し生き続けるのだと思っている。魂はしばらく天国でゆっくり休んで遊んで、終えたばかりの人生の振り返りと反省をし、次の人生での目標ややりたい事をざっくりと決めて(多分天国の神様か役人に宣言するのでは?知らんけど)、そしてそれぞれのタイミングでまたこの世へと長い旅を始めにやってくるのだと思う。だから既に旅立ってしまった大切な人達も、きっとあの世でのんびりと次の人生の計画を立てているか、もしくは既にこちらへ転生してきているのかもしれないと思っている。生と死とは、あちらにいるかこちらにいるか、の違いだけ。そう考えれば、私は誰かの旅立ちも「また次でね!しばらくはバイバイ👋」と受けとめる事ができる(とは言えそりゃぁ寂しいけれど)。更には「前世で自分と親しかった人は、次でも割と自分の近くにいる事が多い」との説も聞く。今世でなのか、来世でなのかはわからないけれど、またいつかお互い形を変えて会えると思えば何も怖くはない。「生まれ変わり」や「輪廻転生」の話は、死と生について、長年恐れ悩み苦しんできた人類が生み出した、救いの為の考え方なだけなのかもしれないけれど、そう信じていた方が色々と軽やかに物事を受けとめて生きていける気がしている。避けられないのでね、誰かとの別れも自分の旅立ちも。いつその時が来ても後悔する事のないように、日々を生きるのみですね💐。Dancing through life 〜🎶💃🕺(この曲でも「♫どうせいつか塵になるのなら、人生を楽しく踊り明かそう!♫」と唄っています。)

生と死、的な話を最近書いていますが、特にプライベートで何かがあったわけではなく笑(皆元気でピンピンしています!💪ありがたい!)、最近読んだ漫画がそういったテーマ?だったのでね。矢沢あい先生の「下弦の月」という漫画なのですが。子供の頃「りぼん」で読んだ時はそこまでピンと来なかったけれど、大人になって改めて読んだらすごく完成度の高い、とても素敵な作品だな〜と思いました。幻想的で綺麗な作品です。矢沢あい先生は「天使なんかじゃない」や「NANA」、「ご近所物語」などの作品が有名で人気ですが、私はこの「下弦の月」が一番好き。矢沢先生の作品は「元気で明るく前向き!ハッピー💛✌️」的な主人公や作風が多く人気ですが、この「下弦の月」はちょっと異色作。雰囲気は「NANA」に近いけれど、「NANA」のような大人のドロドロとした恋愛模様は出てきません。とてもまっすぐで純粋な想いをそれぞれのキャラクターが持っています。小学生達の恋愛模様も好きだったな〜。良い子達だよ、ホント。大人になった姿を見てみたいなぁ。その後のお話とかいつか描いて下さらないかなぁ。

あとこれは非常に個人的な感想だけれど、漫画家の先生も歳を重ねられると、様々な心理描写がより巧みで、より深みのある洗練された作品を創られるのだなぁ、と思います。若い頃の作品はそれこそ「天使なんかじゃない」や「ご近所物語」のような、「明るく元気!ポジティブ!ハッピー!」な作品が多かったりもするけど、段々と憂いや悲しみ苦しみ、侘び寂びをとても繊細に表現した作品を描かれるなぁ、と(それこそ「NANA」とか「下弦の月」とか)。「天ない」や「ご近所」が有名で華やかなキラキラ王道人気観光地なら、「NANA」や「下弦の月」は大人のしっとりとした雰囲気の、京都の禅寺とか東北地方、山陰北陸の日本海側のイメージがあります(どんな例え😂)。それぞれの作品にそれぞれ違った良さがありますが、どれも名作の大人気作品揃いで、アニメ化/実写化/映画化作品ばかりなのがすごい!才能の塊なお方はやっぱり格が違いますね〜(語彙力😂)。漫画を描く為に産まれた方なんだなぁ、きっと👼。

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